巻頭企画「あの街のパンはなぜおいしいの?」では、
編集部の周辺にもファンが多い代々木上原の名店カタネベーカリーさんに
密着させて頂きました。
何と深夜2時から張り付いてお仕事の様子を見せてもらい、
最終的にはご家族揃っての夕食まで押しかけてしまいました。
パン屋さんってやっぱり朝から晩までパンなのかしら?
と思いつつ、ご自宅にお邪魔すると…
photo/松村隆史 |
わー 楽しげ~!
雑誌に出てくる食卓みたいー!(って雑誌に出るんですが)
誌面ではお見せできなかった寄りの写真はコチラ。
聞くと、朝と昼がパンなので、夜は和の定食、いわゆる一汁三菜が多いそうです。
この日のメニューは
・鶏肉のゆずこしょう風味唐揚げ
・三つ葉ときゅうりと長芋のサラダ
・具だくさん中華だれの冷奴
・雑穀米
・わかめとじゃがいものお味噌汁
嗚呼…素晴らしや。
我々取材陣の分まで用意して頂いていたので(カタネさん、大感謝です!)
ちゃっかり頂いたわけなんですが、お察しの通りとっても美味しくて。
食べごたえ満点。そのうえ野菜たっぷり。
ハードなお仕事を支えているのは
こんなバランスのとれた食事なのだな、と思った次第です。
しかも料理は奥様が担当、お茶の用意と食器の片づけは旦那さま、
お子さんたちも他の家事を手伝うという分業制でなんともいいバランス。
飛び交う会話も友達同士のようなフランクさがありながら、
奥様がしめるとこしめる、という塩梅。
カタネベーカリーに並ぶパンの品揃えや味のバランスの良さって、
こういうところからにじみ出てるのかもしれない…と思う食卓風景なのでした。